【研修実績】グレース様3事業所合同「虐待防止・身体拘束適正化・ハラスメント防止研修」の講師を務めました

合同会社あっぷっぷ代表の長 恵満子です。

この度、グレースホームヘルプ様、グレース訪問看護リハビリステーション様、およびグレース相談支援センター様の3事業所合同研修にお招きいただき、「虐待防止・身体拘束適正化およびハラスメント防止研修 〜訪問現場の『密室性』と向き合う〜」の講師を務めさせていただきました

当日は多くのスタッフの皆様にお集まりいただき、大変有意義で熱気あふれる研修となりましたので、その様子をご報告いたします。

📌 研修の背景とテーマ

訪問介護や訪問看護、相談支援といった居宅に関わるサービスは、他者の目が届きにくい「密室性」という特有の背景を持っています。日々の多忙さや現場での「慣れ」が、自覚や意図のないまま「不適切ケア」や「虐待の芽」に繋がってしまうリスクはゼロではありません。今回の研修では、こうしたリスクを全員で共有し、知識を明日からの具体的な「行動」に変えることを目指しました

📝 講義:真剣な眼差しで学ぶ受講者の皆様

前半の座学では、虐待の5類型やスピーチロック(言葉による拘束)などの不適切ケアの具体例をはじめ、やむを得ず身体拘束を行う場合の「例外3要件(切迫性・非代替性・一時性)」について解説しました。さらに、令和8年(2026年)7月に施行される「埼玉県カスハラ防止条例」のポイントや、理不尽な要求に対して「個人で抱え込まず組織で対応する」重要性をお伝えしました。 受講者の皆様は、非常に高い意識を持って終始真剣に耳を傾けてくださり、深く頷きながら熱心にメモを取る姿がとても印象的でした。

🤝 ワーク:ペア&グループワークでの活発な意見交換

後半は、インプットした知識を実践に繋げる2つのワークショップを行いました。

  • KYT(危険予知トレーニング)演習 イラストを見ながら、訪問先に潜む小さな「虐待の芽」や環境の変化(セルフ・ネグレクトの兆候など)をグループで探し出すワークを行いました

  • ロールプレイ討議(カスハラ場面への対応) 訪問先で理不尽なクレームや契約外の業務を要求された場面を想定し、「その場でどう返答し、組織へどう繋ぐか」を隣の方と話し合うペアワークを実施しました

これらのワークが始まると、会場内は一気に活気にあふれ、大いに盛り上がりました!各グループやペアからは、「このあざは見逃せない」「自分の職種ならこう動く」「こういう伝え方をすれば角が立たないのでは」など、これまでの実務経験を活かした具体的な意見が次々と飛び交いました。多職種が集まる合同研修だからこその、多角的な視点による素晴らしい意見交換の場となりました。

🚀 最後に

研修の最後には、「違和感に気づいたらすぐに管理者・サ責へ共有・相談すること」、「適切な報告・通報は、組織と利用者様の尊厳を守る正当な行動であること」を改めて全員で確認し合いました

主催してくださったグレースの皆様、そしてご参加いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!一人ひとりの尊厳を言葉と行動で守るパートナーとして、皆様の今後のご活躍を心より応援しております

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