発達障害とアロマテラピー

埼玉県飯能市にある、放課後等デイサービス ウィズ・ユー元加治です。今回は、発達障害とアロマテラピーについてお話しさせていただきます。ウィズ・ユー元加治では、アロマテラピーを活用しています。

アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、植物の香り(精油)を使って心身の不調を癒し、健康維持に役立てる療法です。
方法としては、トリートメント(マッサージ)をはじめ、香りの拡散、吸入などの方法で心身のバランスを整えます。

ウィズ・ユー元加治では、コットンに数滴の精油を垂らし,学習スペースの近くに吊るしています。ほんのり香る程度なので、臭いに敏感なお子様にしか気づかれません。

アロマテラピーのメカニズム

アロマテラピーのメカニズムは、嗅覚と脳のしくみと関連づけて説明されます。香りは一瞬で心身をシフトする力を持っています。香りの刺激が脳へ伝わるまでの時間は、なんと0.2秒以下!歯痛やからだの深部の痛みが伝わるまでの時間は0.9秒あるいはそれ以上です。どれだけ速いかお分かりになるでしょう。

香りの刺激が伝えられる脳の部分と、快・不快を感じる部位は大変近いので、香りによって人の気分(情動)は左右されることがわかっています。香りを嗅いだ時、なんとなくいい気分になって嫌なことも忘れてしまった経験はありませんか?様々な香りは、気づかないうちに体の生理的反応や心に影響を与えています。

緊張や不安を落ち着かせる

ラベンダー 1滴
オレンジスイート 2滴

赤ちゃんの夜泣きや、イライラしやすいお子様にオススメなブレンドです。このブレンドは、ウィズ・ユー元加治でもよく使用しています。

情緒が不安定なとき

ベルガモット

紅茶のアールグレイの香りです。怒りやストレスなどの不安な感情を和らげて、気持ちを落ち着かせてくれます。また、不安や憂うつなどの落ち込んできるときに元気を与えてくれます。不眠にも効果的です。

発達障害のお子さんの中にはいらいらしやすい子や、突発的な出来事で不安を感じやすい子が多いので、ベルガモットの香りで気持ちを落ち着かせるお手伝いができるかもしれません。

ゼラニウム

過度に内向的だったり、または興奮しすぎていたりと気持ちが大きく揺れてしまい、こころとからだがアンバランスだと感じる日に最適です。

急な感情の変化や、感情の振れ幅の大きいお子さんも多く、感情のコントールにお困りのお子様も多いのではないでしょうか?ゼラニウムの香りが感情のコントロールにの役立つ可能性があります。

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