埼玉県飯能市、入間市
ウィズ・ユー元加治での活動の一部をご紹介します。
①音楽活動
ウィズ・ユー元加治には放課後等デイサービスには珍しく、ピアノがあります。ピアノを弾きは始めると、自然とこどもたちが集まってきます。タンバリンやトライアングルを使って、自分の名前の数を叩いたり、何の楽器の音かを当てるゲームをしたり、ピアノ演奏に合わせて椅子取りゲームを行ったり・・・。その中で、こどもたちはルールや順番を守ることを自然と学んでいきます。
②SST(ソーシャルスキルトレーニング)
SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは社会生活技能訓練と訳される、認知行動療法と社会学習理論を基盤にした支援方法の1つです。生活の場面を想定して、どんな言葉や態度が良いのかをこどもたちと一緒に考えます。このような機会を作ると、こどもたちがたくさんのことを考えていたことがわかります。相手の気持ちを考えることで、相手を困らせるような言動が減少していることをスタッフも体感しています。
③外遊び(粗大運動)
姿勢を保ったり、バランスをとったり、あるいは身体全体を使って歩いたり走ったり、ジャンプしたりするような運動を粗大運動といいます。粗大運動は身体の協調性も養います。
例えば、キャッチボールは、投げられたボールを目で見て、ボールの軌道を予測し、到達予測地点に手を伸ばし、ボールの到達と同時に手を握る、という、複数の粗大運動によって構成されています。目で見ること、手を動かすこと、どちらが欠けてもうまくボールはキャッチできません。目と手の「協調」があって達成できる運動といえるわけです。そして、発達は粗大運動から微細運動へと進みます。
④創作(微細運動)
手や指を使った細かく精密な動作を必要とするものが微細運動といいます。 字や絵を書いたり、箸を使ったり、積み木遊びやビーズ遊びも微細運動の仲間です。ウィズ・ユー元加治では、お子さんの手の動きを観察し、お子さんの状況にあった課題を行います。例えば、箸が上手に使えないお子さんに、箸の練習だけをするのではなく、そもそも箸を動かせる筋力や手の器用さがあるのかを確認し、それが足りていないのなら筋力の強化や指先を使った作業を行います。手の体操や手作りのボタン付け、ヒモ通しなどのグッズを使用します。また、自発的な創作を促せるよう、工作用の廃材なども用意しています。
ウィズ・ユー元加治では、1日1つのメイン活動を行いますが、集団での行動が苦手なお子さんに団体行動を強要しません。お子さんの『得意』や『好き』なことを尊重し、その成長に貢献します!
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